「評価されても、報われない場所ってあるんだよね」
派遣社員として働いた7社目は、外資系の企業だった。
この会社で働きはじめて数年たったある日、少しだけ希望の光が見えた瞬間があった。
私を認めてくれた部長がいた。
学歴にとらわれない考えの持ち主で、私の働きぶりをちゃんと見てくれていた。
「この子を正社員にしたい」
そう言ってくれて、本社の人事部に掛け合ってくれた。
…でも、返ってきた返事は「不可」。
理由は「業績不振」。
正直、それを聞いたときは、がっかりしたけど、部長はそれでも諦めなかった。
さらにその上のアメリカの本社にまで掛け合ってくれた。
でも、アメリカ本社からの回答は冷たかった。
「お金を生み出さない部署のヘッドカウントを増やすのは非常に厳しい。
日本の業績が回復してから、また連絡をください」
そうして、私の正社員の道は、またしても閉ざされた。
部署の上司が部長に「残念ですね」と言っていたけど、部長が席を外した瞬間、私にこう言った。
「学歴かもね〜(笑)」
その一言で、何かがスッと冷めた。
派遣の更新連絡はもらえたけど、私は更新しないことに決めた。
いつかの会社と同じように、私が作った資料のマクロにはしっかりパスワードを設定。
退職からちょうど3か月後、ツールは使えなくなるようにしておいた。
もう、あの頃のようにLINEで連絡が来ても、対応するつもりはない(笑)
7社目のこの会社には、なんと8年間も勤めていた。
それだけに、心も身体もすっかり疲れきっていた。
しかも、追い討ちをかけるように、当時付き合っていた彼の浮気が発覚。
退職直前に別れることになって、職も彼氏も同時に失った。
もう、何もかもボロボロだった。
何も手につかなくて、ただ泣いて、泣いて、泣いた。
だけど、ある日ふと思った。
「このままじゃダメだ。何か行動しなきゃ」
そして、ふと目にした“風水”に、なんとなくすがってみることにした。
正直、信じてたわけじゃなかった。でも、他にすがるものがなかった。
次回、人生リセット計画②「風水と私の再スタート」編へつづく。
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